香川大学 工学部 知能機械システム工学科 width=
知能機械システム工学科・知能機械システム工学専攻とは
 現在,我々の生活の中では,様々な働きをする機械が活躍しています.工場で自動車や電子機器を作るロボット などがその例です.これからの社会では,このように「生産を支援」することにより人間を助けてくれる機械だけではなく,今後の高齢化社会 に対応して,運動機能に障害を持った高齢者の生活を支える支援機器,危険な場所で作業を支援する作業ロボット,また医療やバイオ分野で小さな細胞を操り精 密な作業を行うマイクロデバイスなどが必要となります.このように,我々の生活に密着した「生活を支援」する機械システムの研究も大切になってきます.知能機械と言うとすぐにロボットを思い浮かべますが,知能機械システム工学科・専攻は,このような高度で多様な知能化機器やキーデバイスの研究開発を行います.それを実現するために,機械技術だけでなく,センシング技術,制御技術,電気・電子・情報技術を統合したメカトロニクス技術を研究します.
 また,知能機械システム工学科・専攻では,教育・研究のための組織を,積極的に組織し,効果的な教育・研究の遂行につとめています.
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研 究 分 野
いちおし研究
教育プログラム
地域・社会貢献
出 前 講 座
       

■ 知能機械システム工学科・知能機械システム工学専攻 研究分野 >>詳細へ
◇人間支援ロボティクス分野
 生活・医療・福祉・交通等における安心・安全で快適な環境を提供するための人間支援技術,また,宇宙・深海などの人が立ち入れない環境で活躍するロボットの開発を進めています.これらの研究開発を通して,人間支援ロボティクスについて学びます.
【研究開発の例】
人間と協調するロボット

 宇宙・海洋・原子炉など,人間が直接立ち入ることができない極限環境で,作業を行うマニピュレータ.
◇バイオメディカルエンジニアリング分野  
 バイオ分野ならびに医療分野における計測および制御技術を提供するために,材料開発,半導体微細プロセス技術に,シミュレ-ション技術や材料評価技術を融合した高度ものづくり技術の研究開発を進めています.
【研究開発の例】
知能機械を実現する材料造形

 DNAを摘み上げるためにマイクロマシーニング技術で開発したDNAナノピンセット.実際にDNAを摘み上げることに世界で始めて成功しました.
 
 
  ■ 知能機械システム工学科・知能機械システム工学専攻 教育プログラム >>詳細へ    
     
    ?教育方針(ディプロマポリシー) >>詳細へ    
    知能機械システム工学科(学部)            
     知能機械システム工学科(学部)では,4年間の教育を通じて,「多角的思考基礎能力」,「倫理観・社会責任」,「自然科学の基礎知識」,「工学的基礎知識」,「問題解決・課題探究能力」,「コミュニケーション基礎能力」,「知能機械システム工学の実践力」,「課題への挑戦・解決能力」を身に着けることを目的とする.    
    知能機械システム工学専攻(大学院)            
      知能機械システム工学専攻(博士前期課程)では,2年間の教育を通じて,,「多角的思考能力」,「倫理観・社会責任」,「自然科学の応用能力」,「専門的知識・技術」,「実践的マネジメント能力」,「グローバルな展開能力」,「課題への挑戦・解決能力」を身に着けることを目的とする.
 また,博士後期課程においては,知能機械システム工学分野の専門家として,新しい学術・研究領域を開拓し,地域から国際社会まで広く貢献できる人材の育成を目指す.
   
           
 知能機械システム工学科カリキュラム
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    ?カリキュラムの特徴 >>詳細へ    
      知能機械システム工学科では,カリキュラムを全面的に見直し,平成24年度から,新しいカリキュラムへ移行いたしました。新しいカリキュラムでは,ディプロマポリシーに基づき,開講科目を見直し,実験・演習科目を増やすことで,基礎知識の習得や問題解決能力の育成を目指しています.     
         
    ?目指している卒業生のイメージ    
     機械工学のみならず,電気・電子,制御技術等の幅広い学問領域を融合した総合的な知識を身につけ,高い見識の基に,人間中心の高度な知能機械システムを構想・開発できる人材の育成を目指す.    
 
▷学習を支援する教育プログラム
 知能機械システム工学科では、学習意欲向上、グループワーク手法の実践などを目指した様々な学習支援プログラムを実施しています。
- 新入生合宿研修
- キャンパスアドバイザー制度
 
     

■知能機械システム工学科・知能機械システム工学専攻 関連組織・団体
【研究・教育関連】
  ・香川大学微細加工プラットフォーム    
     文部科学省「ナノテクノロジープラットフォーム事業」(H24-33年度)に,四国で唯一採択され,シリコン・樹脂などの様々な材料を用いた任意の不定形から4インチ基板までの微細加工を行う前・後工程の一連の製造装置軍と評価装置を提供しています.
※文部科学省「ナノテクノロジープラットフォーム事業」(H24-33年度)
ナノテクノロジーに関する最先端の研究設備とその活用のノウハウを有する機関が緊密に連携することにより,全国的な設備の共用体制の共同での構築を目指している.
   
・微細構造デバイス統合研究センター 
平成17年4月発足した「微細構造デバイス統合研究センター」は,工学部がこれまで取り組んできた「マイクロ・ナノマシン技術」をベースに,これらを統合 化することにより,今後,成長が期待されているIT,バイオ分野等における高機能デバイスの開発を目指すものです.
・国際メカトロニクス教育機構
日仏6大学(日側:香川大学・電気通信大学・東京電機大学,仏側:サボア大学,フランシュコンテ大学,国立高等精密機械工学大学院大学(ENSMM))による国際 メカトロニクス研究教育機構 (International Organization of Research and Education on Mechatronics : IOREM)の設立に関する協定を2009年1月30日(金)にフランス サボア大学にて締結しました.教員および学生の相互受入,共同授業や研究の推進,国際会議の開催などを 通じてメカトロニクス分野の国際的な連携が深まることを目指しています.
  ・かがわ源内ネットワーク     
    独立行政法人科学技術振興機構地域の科学舎推進事業「地域ネットワーク支援」に平成22年度に採択された「目指せ未来の平賀源内「かがわ源内ネットワーク」」(運営機関:香川大学)によって,設立された.香川県内の青少年を対象に,理科・ものづくりへの興味・関心を喚起,増進するために,出張実験教室やかがわ源内フェスティバルなどのイベントを実施している.    
【その他】
・香川大学学生ロボット研究所
知能機械システム工学科に所属する学生を中心として,ロボットコンテストなどへの参加を中心にロボットに関連する技術の習得を目指している.
・香川大学理科・ものづくり教育研究会
高松地域を中心に,青少年の理科・科学技術への興味関心の増進を狙い,理科実験教室などを開催している.高松市立林小学校など小学校における科学クラブの主催やコミュニティーセンターで理科実験教室を行っている.
・香川サット推進クラブ
地域宇宙開発の普及および理解増進を目的とし,誰でも参加できるクラブを作っています.子供達への宇宙イベントを中心に様々な活動を行っていますので,「宇宙」に興味があればどなたでも参加できます.
・香川大学無線通信研究会
宇宙通信技術を身に着けるための学生団体です.メイン活動はCanSatと呼ばれる空き缶衛星を作って,飛ばして,通信実験をしています.またアマチュア無線をベースに通信に関する勉強もしています.
(アマチュア無線コールサイン JR5YBP)
・香川衛星開発プロジェクト
香川大学工学部の宇宙開発プロジェクトです!!
宇宙に知能機械システムを送りこんで,さまざまなミッションを遂行しています.
  ・香川大学EVプロジェクト    
    小型の電動レーシングカートから,ナンバー付きの公道を走行可能なコンバートEVまで,様々なタイプの電気自動車を開発しています.    
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